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11月8日、和くんのおばあさまが91歳で旅立たれました。 私も大好きだった、和くんのおばあちゃん。 今年は、敬老の日に会いに行くことができなくて、とってもとっても気になっていた。 だから、悔やまれて仕方がない。 最後に会ったのは、今年のお正月。 おばあちゃんの肩を揉んだら、とても喜んでくれて、 「まぁ、ありがとね、ありがと。」 と繰り返し言ってくれた笑顔を思いだすと、この今も、涙が溢れる。 私は母と5歳で生き別れてからは、ずっと祖母が面倒をみてくれたので 和くんのおばあちゃんが、どうしても自分の祖母の姿とかぶって よけいに愛おしく思うのかもしれません。 そして、和くんのおばあちゃんは、本当にすてきな人でした。 私の祖母も、3年前に96歳でこの世を去りました。 96年生きたなら、じゅうぶんだ、と人は思うとしても、身内とは欲なもの。 それでも、もっと生きていて欲しかったと思うもの。 どんなに孝行をしたとしても 「最後にああしてあげたらよかった、こうしてあげていれば、もっと・・・」 と、思いは尽きないもの。 きっと、そういうものでしょう。 通夜、葬儀と過ぎてゆく。 県外におられる親族も、序所に集まって、 お葬儀の場は、再び縁を深める場所ともなる・・。 ここ数年、私も父、母、祖母を始め、近しい人たちに逝かれたので、 何度も喪服に袖を通し、ご縁の大切さ、不思議さ、意味の深さを感じてきました。 法話も何度も聞きました。 どのお坊様も、必ずこのお話をされます。 それは 「故人の死を悲しむばかりでなく、こうして再びご縁を繋いでくれる機会を与えてくれたことに 感謝をし、生きることの大切さ、喜びを教えていただいているのだと、そのことを学んでください。」 ということです。 そして、私は思う・・・。 私は魂の存在を信じているので、先に逝った人を思えば、その気持ちは必ず届くし 私が空へ行くときには、必ず会えるのだと思っています。 しかし、やはり、人は生きている間に、どれだけ分かり合えるかが大切。 どれだけ、思いを伝えることができたかが、大切。 どれだけ、ゆるし合えるのかが、大切。 こうした惜別のとき。 「ああ、本当に精一杯、分かりあえたね」 と、いう言葉をかけることができるように。 そして、私も、そんな言葉を最期にかけてもらえるように。 毎日を精一杯生きてゆかなくては、と思うのです。 でも、凡夫な私は、すぐにそれを忘れてしまう。 そして、こうした別れのときに、再びそのことを、教えていただく・・その繰り返し・・。 涙をふいて、また、がんばらなくては。 おばあちゃん。 本当に血の繋がった、おばあちゃんのように大好きでした。 次に会うときには、もっともっと、いろんなこと教えてね。 一緒に写真撮影も楽しみましょう。 たくさん、たくさん、話をして。 ・・・ときどき、私のことも思い出して、遊びにきてね。 ほんとうに、ほんとうにありがとう。 おばあちゃんに会えてしあわせでした。 *「家族と自分への思い」のカテゴリは、コメント不可の設定になっておりますこと、ご了承くださいませ*
by takapon731
| 2006-11-11 08:28
| :家族と自分への思い
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