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私の現在のおすすめ本。 それは、こうの史代さんが描いた「この世界の片隅に」。 呉の戦時中のお話です。 (※こうの史代さんは、映画にもなった「夕凪の街 桜の国」でも有名です。 「夕凪〜」は広島市の戦時中の話が舞台になっています) 広島市から呉市に嫁いだ主人公「すず」。 すずの目線で感じた当時の呉市の風景、暮らしを こうの史代さん独特の優しいタッチで描かれています。 上巻。中巻。下巻が出版されるたびに速攻買いに行って、 その話の展開を胸に迫る思いで読みました。 下巻では思わぬ展開に「あーっ(T_T)」と思わず声が出たほど。 私は大和ミュージアムができる4年前まで、 呉の戦時中の出来事を全く知りませんでした。 広島市の原爆の勉強を学校ですることはあっても、 呉市でもあった戦災について学ぶ機会がなかったのです。 そして「知らなかったこと」に大きなショックを受けました。 呉市に生まれ育ったのに、そのまちの歴史を知らなかったなんて、 罪のように思ったものです。 この本を読むうちに 「きっと私のような人はまだまだいるはず。 こうの史代さんの作品を通して、呉市の戦災について知ってもらえたらなぁ」 と強く思ったので 「こうの史代さんの原画展を大和ミュージアムで開催して、 講演会とかしてもらったらどうかな!」 と、身内に話していたのでしたが。 んが!!!!! なんとなんと! くれえばんで知ったのですが、 6月10日〜6月15日に、こうの史代さんの原画展が 大和ミュージアムで行われるとのこと!! しかも6月14日には、ご本人が来られてのサイン会があるそうで!!!! ぜったい見に行くし! でも、6月14日は仕事じゃし!!!(号泣) だけど思っていたことが叶ったので とても嬉しい。 願えば叶うって本当だなぁ。(^-^) だからまたいつかご本人にお会いできることを願っていよう♪ というわけで、興味のある方はぜひ行ってみてください。 この全3巻のコミックは近いうちに、 くれ市民協働センターの本棚に置く予定ですので、 読みに来てくださいね〜。(^-^)/ ●今年もいのちのパネル展を よろしくお願いします● ●『珠玉の小箱』は に参加しています ●mixiURL http://mixi.jp/show_friend.pl?id=631129
by takapon731
| 2009-05-27 07:27
| :この世界の片隅に
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